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まちなみ街道の町並み写真館に、岐阜市の「川原町」を掲載。岐阜に町並みが残っていることは以前から知っていましたが、もう一つ地味な雰囲気なのかなとずっと思っていたせいで足が伸びずにいたのですが、この2月に訪れた時の印象では、景観整備が進んでかなり「絵になる」風景に変わってきているようです。なお、本来のローテーションだと今回は山陽地方を載せるはずだったのですが、先月久々に山陰の町並み(平田)を載せたばかりなので、ちょっとローテーションを変えてみました。




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「滋賀の祇園祭」として知られる大津祭に、今年も行ってきました。去年は「宵宮」に行って、祇園祭に比べてアットホームな雰囲気が大変面白かったのですが、今年は曳山巡行のほうに行ってきました。大津祭については、紹介しているサイトなども少な目なようなので、今回は写真特集としてお送りします。祇園祭に比べると、お囃子がよりアップテンポで、グルーブ感があるのが独特。また、それぞれにからくりの仕掛けがあって、実演(鯉が滝を上ったり、神宮皇后が文字を書いたり)を見せてくれます。祇園祭が好きな人なら、ぜひこちらも見に行ってもらいたいと思います。



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大津のメインストリートを行く郭巨山。路面を走る京阪京津線が、すれすれに通過していくスリリングな光景。曳山は全部で十三基、祇園祭と共通の名を持つものもあります。

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祇園祭とは違って、こちらの巡行には「昼休み」があります。中央大通りに、曳山がずらりとならんで休憩を取ります。

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「昼休み」を終えて、再出動せんとする「西行桜狸山」。この曳山は「くじ取らず」で、先頭と決まっています。祇園祭で言えば、長刀鉾に当たります。

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「西行桜狸山」の屋根には、その名の通り狸が立っています。なかなか愛嬌のある狸ですが、江戸時代に鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸面で踊ったことから始まったとされる大津祭の成り立ち故に、祭りの守護者として扱われており、この曳山がくじ取らずになっているのもそのためなのです。

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曳山ごとに作られた粽(ちまき)が、あちこちで見物客に撒かれる。なんとかもらって帰ろうと、みんな大騒ぎ。僕もカメラを構えているところに直撃を受けそうになりましたが、後ろのおばちゃんがすかさずキャッチ。

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大津祭の曳山の特徴は、サイズが小さめであるがために三輪となっていること。そのため、「辻回し」は前輪をみんなで持ち上げて方向転換するという、お手軽なもの。しかし、それだけ不安定なわけで、転倒しないかと心配になることも。

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曳き手には、外人さんも参加。子供達に「アメリカ人だ」と大人気でしたが、ほんとにアメリカだろうか? ちなみに、日本語ぺらぺらのようでした。英会話の先生でしょうか。