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その日僕が向かったのは、米原の町に隣接する彦根市だった。彦根は、滋賀県東部で最大の町だ。人口、約10万。国宝彦根城の立派な造りを見てもわかるように、かつてはかなりの規模を有する城下町で、県庁所在地となっても不思議のなかった地である。ベッドタウンとして近年発展著しい草津市に、人口では逆転されたものの、実質的には今でも滋賀県第二の拠点都市である。

再開発で新たに造られた「古い町並み」である「夢京橋キャッスルロード」の印象が強い町なのだが、城下町としての歴史的町並みも、それなりに残っている。ただ、近江八幡のような完璧に近い町並みが見られるわけではなく、長浜のような徹底した演出もない。観光的にはやはり「夢京橋」に隠れた、地味な存在だ。僕ももちろん何度か訪れてはいたのだが、納得の行く写真がどうにも撮れずにいた。今回は、一眼レフ式デジタルカメラを手にしての再チャレンジだった。
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しかし、彦根駅の空はぼんやりとした雲に覆われていた。京都を出たときには晴れていたはずなのだが、やはりこの地方は気候が違うのか。町並み撮影に天気は関係ないという主張もあるようなのだが、僕の場合は風景としての町並みが撮りたいのであって、建物のディテールを記録したいのではない。ならば、やはり空が青いにこしたことはない。気乗り薄のまま、寒風が吹くメインストリートを歩き出す。きれいに整備された通りは、一応拠点都市としての矜持を保っているようではあったが、しかし人は少ない。
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